新しい3Dスキャン体験をあなたに
「peel 3」は、人間工学に基づいた形状と多機能タッチスクリーン、メトロロジークラス(測定器準拠)のスキャン性能を備えながら、コストパフォーマンスに優れたハンディスキャナです。直感的な操作性とガイド付きワークフロー。
刷新されたpeel3で、よりスムーズな3Dスキャンを体感することができます。
直感的に操作できる3Dスキャナ
スキャンの快適性を追求したpeel 3は、片手で持ち指先で制御することができます。
シンプルなインターフェイスのタッチスクリーンや、対象物との距離計、データの取得状況を振動で知らせる機能などで直感的な操作が可能です。
ユーザーのスキルレベルに左右されることなく高品質なスキャンデータを取得することができるため、初めての方にも安心してご使用頂けます。
人間工学に基づいたハンドル
人間工学により計算された三角形状のマルチグリップハンドルは、様々な3Dスキャンシーンにおいて快適に使用できるよう設計されています。
滑らかな液晶画面
ハンドル上に配置された直感的な多機能LCDタッチスクリーンは、3Dスキャナの操作をよりスムーズにします。PCモニタを見なくても操作内容や対象物との距離をその場で確認することが可能です。
最適な距離を振動でお知らせ
対象物との距離計が搭載されており、その遠近を振動で通知します。データ取得に最適な距離をリアルタイムに確認することができます。
コストパフォーマンスの高い充実機能
エントリークラスでプロフェッショナル仕様を実現させたpeel 3は、幅広いワークサイズに対応できるスキャンモード切替、メトロロジークラスのスキャン精度、より複雑なジオメトリとパフォーマンスの向上、高解像度カラースキャン、統制されたオペレーションシステムなど優れた3Dスキャン技術をフルラインアップしています。
手頃な価格帯ながら、プロユースレベルのスキャン性能を得られる他に類を見ない3Dスキャナです。
製品設計プロセスを加速
peel 3なら新しい3Dスキャン技術を活用して、現物スキャンからの3Dデータ作成を簡単に行うことが可能です。
設計図のないモデルの再設計・複製や、既存品をベースにした新たな製品の開発など、これまでの範疇を超えて製品設計を行いそのスピーディーに業務を進めることが可能です。
本格的な性能と手軽さを備えたエントリーモデル
「peel 3」は、誰でも手軽に使用できる、エントリーモデルに最適な3Dスキャナです。
本体価格を抑えながらも、従来機から引き継がれたスキャン性能や、直感的に扱えるタッチスクリーン、幅広い対応ワークサイズ、データの活用をサポートする付属ソフトウェアなど、本格的な機能を備えています。
“手軽さ”を追求したpeel 3で、3Dデータを活用した設計や製品開発をより身近で、スピーディーなものにすることができます。
選べる2ラインアップ
ラインアップには本体と専用ソフトウェア“peel.OS”からなる基本セットの「peel 3」と、基本セットに加えてCADへの移行を行うためのプラグインモジュール“peel.CAD”が付属した「peel 3.CAD」の2つをご用意しております。お客様のCAD導入状況や活用場面に応じてパッケージを選択していただくことが可能です。
既存CADとのシームレスな連携が可能
peel 3では、本体の振動通知やPC画面でリアルタイムに進捗状況を確認しながらスキャン作業を進めることができます。
取得したデータは、修正や穴埋めなどの処理機能を備えた付属ソフト「peel.OS」よりSTLなどのメッシュデータで出力することができます。また、「peel.CAD」にはスキャンデータ変換プラグインモジュールがセットになっているため、別途ソフトウェアを購入することなく、メッシュデータをサーフェスデータに変換することが可能です。サーフェスデータは汎用的なCAD方式で出力可能なため、使い慣れた既存CADをベースに効率的なモデリングを行うことができ、製品開発や設計などに活用していただけます。
データの取得・活用をサポートするソフトウェア
01【 peel.OS 】直感的な操作で誰でもかんたんスキャン
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「peel.OS」はpeel 3に基本セットされている操作制御・編集のためのソフトで、簡単な操作ですぐにスキャンをスタートすることが可能です。
スキャン中は、取得したデータの位置合わせを自動で行い、スキャン状況をリアルタイムで表示。データの取得が完了している箇所と未完了の箇所を一目で把握できるため、初めての方も直感的に操作することができます。修正や穴埋め、位置合わせなどの編集を行うことが可能です。
02【 peel.CAD 】スキャンデータを汎用CAD形式へ変換
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「peel.CAD」は、上記「peel.OS」のプラグインモジュールです。同一画面上で起動することができるため、スキャン完了後はそのままデータ修正・変換作業に移ることができます。
メッシュと呼ばれる状態のスキャンデータを、CADで使用可能なサーフェスデータに変換することが可能です。
変換したデータはIGES/STEP/DXF形式で書き出すことができるため、既存CADでのモデリングにスムーズに移行できます。
ターゲットマーカ不要で段取りの手間を削減
形状やテクスチャを認識して位置合わせを行うため、ターゲットマーカは不要です。マーカを貼る手間をかけず手軽にスキャンを始めることができます。また、マーカ取り外しの手間も省くことができるため、時間を短縮できる上、人体や文化財などの繊細・貴重なワークに与える影響を抑えることもできます。
また、平坦な部分が多いワークをスキャンする場合など、ターゲットマーカを使用してスキャンを行うことで、より安定した精度でデータを取得することも可能です。
peel 3で実現する、新たな3Dデータ作成
01図面のないモデルを素早くデータ化&設計
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手で作成したモックアップ(試作品)や古い機械の部品など、設計図のないものを複製・再設計する場合には、3Dスキャナの活用が非常に有効です。従来の方法では、ノギスなどで計測を行い、値をCADソフトウェアに入力して設計していましたが、曲面などは計測ができず、モデルに誤差が発生しやすいことが課題となっていました。
このような場面に「peel 3」を活用することで正確な形状を取得でき、三次元座標情報をもとにした設計が可能になります。簡単な操作で扱うことができるため、作業者の経験やスキルを問わず、誰でも手軽にデータを取得することができます。
02製品の形状にぴったりのパーツを作成
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「peel 3」で取得したスキャンデータは、既存製品の形状に合わせて作成されるパーツ(付属品やオプションのアクセサリなど)の設計に活用できます。
既存製品のモデルデータをCADソフトウェアで読み込むことで、大きさや角度だけでなく、複数の曲率から成る曲面などの複雑な特徴にもぴったりとフィットするパーツを設計することが可能です。「製品とパーツの嵌合位置がずれている」「クリアランスが微妙に大きく安定しない」などの不具合が発生せず、試作回数を最低限に抑えることができるため、工数の削減にもつながります。
03“そのままの”形状や色をデジタルで保存
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出土品や文化財、美術品といった学術的に価値のあるものをスキャンしてデータ化し、デジタルアーカイブとして保存することもできます。例えば土器などの史料は、保管中に、経年による劣化や予期せぬ破損が起こり得ます。そうした貴重なものを3Dデータにしておくことで、現在の状態を記録しておくことができます。カラースキャンに対応&200DPIの高解像度でスキャンできる「peel 3」を使用することで、人の手で再現するのが困難な、色鮮やかな文様や細かな凹凸などの特徴も正確に記録できます。
製品仕様 制御ソフトウェア peel.OS、peel.CAD* 推奨ワークサイズ 0.1 - 3.0 m スキャン精度 0.250 mm/m 、最大 0.1 mm 測定許容値 円柱 - 1.5 mm / 穴 - 3.0 mm / 段差 - 0.1 mm / 壁 - 1.0 mm メッシュ解像度 0.250 mm スキャン範囲 340 × 475 mm スキャン速度 1,250,000頂点 / 秒 焦点距離 250 - 550 mm スキャン深度 300 mm 光源 赤外線VCSEL 制御 タッチスクリーン テクスチャ解像度 50 - 200 DPI 位置合わせ方法 形状・ターゲット・テクスチャ 本体寸法 304 × 150 ×79 mm 本体重量 950 g 接続 USB 3.0 出力形式 .dae、.fbx、.ma、.obj、.ply、.stl、.txt、.wrl、.x3d、.x3dz、.zpr、.dxf、 推奨システム要件 プロセッサ (CPU)(1) Intel Core i7 (8 コア) – 2.5 GHz 以上 対応OS(2) Windows 10 (64 ビット)(3)(4) グラフィック (GPU)(5)(6) NVIDIA RTX 3070 (8 GB VRAM) OpenGL 4.5 以降 メモリ (RAM) 32GB (最小 16GB) HDD 512GB SSD (最小 200 GB 以上の空き容量があるソリッド ステート ドライブ (SSD)) モニタ解像度 1920 × 1080 接続ポート 2x USB 3.0+ (1) プロセッサはAVX2命令をサポートする必要があります。
.iges*、.step*※peel 3.CADのみ
(2) 32ビットOSには対応しておりません。
(3) Windows 10 バージョン 1909 以降。
(4) .NET Microsoft Framework バージョン: 4.7.2
(5) GPU メモリ要件は、1 回のスキャン セッションで収集されるデータの量に比例します。大きなパーツをより高い解像度でスキャンすると、最小仕様を超え、スキャンのマージが必要になる場合があります。
(6)コンピューティング機能 6.1 以降を備えた NVIDIA グラフィック カードのみがサポートされています。推奨される NVIDIA ドライバーのバージョン: 465+
カタログ
関連資料
peel.CAD
一台二役!!高速・広範囲/精細スキャンができる!
peel 3.CADは,「モード切替え機能」によって簡単なパラメータを選択するだけで素早く広範囲を撮ることも、細部まで丁寧に撮ることも可能です。 バンドルソフトでは、解像度の異なる大枠のデータとパーツデータを組み合わせ、かんたんに統合することができます。
【こんな人におすすめ】
・3Dスキャンを始めてみたい
・高機能だけど扱いやすいスキャナが欲しい
・効率よくスキャン作業を行いたい
peel.CAD
簡単CADデータ化!使い慣れた3DCADに展開できる!
peel.CADは、メッシュデータの修正や穴埋めなどはもちろん、簡単な操作であっという間にCADデータに変換することができます。変換後、普段お使いのCADシステムで自由に編集することが可能です。
【こんな人におすすめ】
・3Dスキャンデータを活用したい
・オートサーフェスを簡単にしたい
・効率よくCADデータを作成したい
peel 3.CAD
専用ソフトがなくてもスキャンデータで簡易計測ができる!
高額な専用ソフトがなくても、「peel.CAD」を使うことでメッシュデータからワンクリックで直径や距離などの必要な情報を取得し、それらの数値を"簡易計測"に利用することができます。
【こんな人におすすめ】
・3Dスキャンデータを活用したい
・オートサーフェスを簡単にしたい
・簡単にモデルの計測をしたい
peel 3
形状に応じて点間ピッチを自動調整してくれる‼
機能がさらに拡充された、ハンディスキャナ「peel 3」の「スマートメッシュ機能」は形状によって解像度(点間ピッチ)を自動的に細かく調整してくれるため、一度のスキャンで完結することができます。
【こんな人におすすめ】
・3Dスキャンを始めてみたい
・高機能だけど扱いやすいスキャナが欲しい
・効率よくスキャン作業を行いたい
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