様々なツールの組み合わせで色々な事ができしまうのが3Dデジタルの面白いところ。
3Dプリンタなどをベースとした、小さなラボ(SmallFab)があれば
いろんなモノづくりをすることができます。
今回は、異素材を組み合わせたオリジナル製品を作ってみたい!
ということで、加飾まで行う立体ロゴ作成に挑戦してみました。
作業の流れはこんな感じです。
①3Dプリントで、真空成形型を作成
②真空成形機で、立体フィルム作成
③3Dプリントの治具で、フイルムカット
④射出成形機で、フィルムインサート成形
今回はまず第一弾、3Dプリントモデルで真空成形を行います!
1.まずはデータ作成
ロゴデータを作成します。
最後の射出成形を見越して、SとCの位置関係をどうしよう、、高さは?などいろいろ調整しました。
自由自在に修正できるのが、3Dデータの良いところです。

2.真空成形型を3Dプリント
さっそくForm 4を使って真空成形型を造形します。
今回は一番メジャーな「スタンダードレジン(グレー)」を使いましたが、
キメが細かく、精度が高いので、型としてうってつけです。
真空型の大きさは、約85×45×6mmと小ぶりなので、約15分で出来上がりました。

3.いざ真空成形!
できた型を使い、VAQUFORMを使用して真空成形を行っていきます。
今回使用するシート材料は、
①PETG 0.25mm
②PP 0.3mm
です。
①PETG 0.25mm
こちらは純正材料のため、既定プログラムの中から素材を選択して、上部にセットしたシートを135℃まで温めます。
準備ができたら、先ほどの3Dプリント型をセットして成形スタート。
結果は…綺麗に作成することができました!
②PP 0.3mm
こちらの種類のシートは初挑戦です!適性温度がわかっていないため、
温度設定を変えていきながらテスト成形してみます。
220℃
SCの文字がはっきり出ませんでした。温度を上げてみます。


240℃
今度は少し熱すぎたようです。


235℃
最終的にこの温度で綺麗に成形できました!

まとめ
3Dプリント型を使った真空成形、成功です!
今回のように何度かテスト成形することで、さまざまなシート種類も試すことができます。
3Dプリンタによる自由な立体形状を、真空成型機でシート転写することで
パッケージやトレイなどより幅広い用途に使用することが可能です。
さて、この後はインサート成形に向けてフィルムシートをカットしていきます。
続きはまたお楽しみに!

※今回使用した卓上真空成型機VAQUFORMの詳細はこちら↑↑
3Dプリンタとの組み合わせのご相談なども承っております。
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