私はこれまで、FFF方式3Dプリンタを使って様々な材料を使った検証を行ってきました。

📌 これまでの材料検証記事はこちら

今回は、これまで使用してきた数多くの材料の中でも、特に耐熱性や耐薬品性に優れた
スーパーエンプラ「PPS」を使った造形に挑戦してみたいと思います。

PPS材料について

PPS(ポリフェニレンサルファイド)は、プラスチックの中でも特に高い性能を持つ「スーパーエンジニアリングプラスチック(通称:スーパーエンプラ)」の一種です。
優れた耐熱性や耐薬品性を備えていることから、金属の代替素材としても注目されており、ものづくりの現場や最先端の工業製品に欠かせない高性能プラスチックとなっています。

造形の条件について

スーパーエンプラは高性能な反面、3Dプリントで安定したクオリティを出すには
適切な温度管理が求められます。
今回の検証条件は下記の通りです。

造形の条件は下記の通りです。

・ノズル温度 : 390℃
・テーブル温度 : 150℃
・庫内温度 150℃
・造形速度 : 60mm/s
・インフィル : 20%
・ノズル径 : Φ0.4mm
・積層ピッチ: 0.2mm

造形に選んだモデルは、下記のような試験片のモデルにしました。

今回はスーパーエンプラの安定造形が可能な「CreatBot PEEK-250」を使用して造形したいと思います。

造形の様子

完成したモデル

完成したモデルがこちらです。

モデル表面もきれいに造形できています。

積層をみてもクラックなどの不具合もありません。

まとめ

今回は、スーパーエンプラのひとつであるPPS材料を使って造形してみました。
このような高耐熱性や耐薬品性の材料を使えるようになれば、
今後、さらに様々な用途に3Dプリンタを活用していけると思います。

↑今回ご紹介した3Dプリンタはこちら


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