金属でもプラスチックでもない無機質の材料、それがセラミックです。
超高熱に耐える、薬品による腐食に強い、基本的に絶縁体であることなど、
その機能の高さから産業分野でも幅広く使用されています。
Formlabsの光造形機「Form 4」の材料ラインナップには
そんなセラミックの材料「Alumina 4N V1」があり、
今回初めて造形を行ってみることにしました。
1.まずはデータ作成
専用ソフト「Preform」をつかってデータ作成を行います。
モデルはΦ15mm、厚さ5mm、高さ30mmのシンプルな筒(絶縁チューブ)です。
テーブルに垂直に置き、自動でラフトとサポートを作成しました。スタンダートレジンなどの一般的なサポートと比べると、モデルをしっかり支えるため太めのサポートが多目についているようです。
プリント時間は5 時間48 分の予定です。

2.セラミック材料投入
冷蔵庫から材料ボトルを取り出し、数秒間振って攪拌させます。ボトルはコンパクトなのにずっしりしていて、片手で振るには重たいくらいです。
タンクに300mlほど注いでから、ボトルと推奨テーブルのBuild Platform Flexをセットしたら準備完了です。

3.プリント成功なるか!?
1層目は7分ほどかかりましたが、そのあとは面の照射とミキサーによる攪拌を繰り返しながら、1層1層スムーズに造形が進んでいきます。予定通り5時間48分で造形が完了しました!

アルミナモデルは壊れやすく、テーブルのFrex機能は使えないため、カッターのような薄いスクレーパーで今回はラフトから外します。スクレーパーを入れると石膏のような感じでもろく、ラフトは欠けましたが、無事、取り外すことができました!

ラフトは硬め、厚みのあるモデル部分はわずかに弾力がある感じです。

まとめ
セラミック材料の造形、無事成功です!
材料の準備やポイントを押さえれば、いつもの手順通りで造形ができました。
切削加工等が困難といわれるセラミックも
3Dプリントなら複雑形状まで立体造形することが可能です。
さて、実はセラミックモデルの完成までの工程はまだまだ続きます…!
仕上げ作業、焼結など、これから手塩にかけて育てていきます。
続きはまたお楽しみに!

※今回使用したSLA方式3Dプリンタ「Form 4」の詳細はこちら↑↑
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