最新の造形方式LFSとは?

LFSの仕組み

LFS方式にも、一般的なSLA方式のように、積層面全体の硬化後モデルをトレイ底面から引きはがす工程がありますが、そのような負荷を大きく軽減したことが、LFS(LowForceStereolithography)の由来となっています。レジンタンク底面に軟質素材を使用しており、材料重量によってたわむ点が大きな特徴です。LPUの移動によりレーザ光が当たり硬化する部分のみトレイ底面と接点を持ち、硬化後再びタンクがたわむことで剥離します。
一連の動作の中で、液体レジンがタンク底面へ流れ込むため、ワイパでレジンを攪拌することもなくなり、積層ごとの造形時間の短縮も実現しました。

ライトタッチサポートを実現させたレーザユニットの進化

新たに搭載されたLPU(LightProcessingUnit)により、UV光学レーザは、プリント面に対して垂直に照射され、常に均一なレーザ径を保つことが可能になりました。 これにより、プラットフォーム上に広がるサイズが大きなモデルでも、品質を落とさずプリントできるようになりました。
また、レーザ径は85μmまで小径化。モデルとサポート部の接点がより小さくなったことで、モデルの品質を低下させずに、ライトタッチサポートの実現が可能になりました。
さらに、LPUの動作は、ステッピング分解能25μmを誇ります。積層毎にLPUの位置を検出し、レーザは常に一定方向の動作時に出力されます。これにより、駆動部のバックラッシ誤差を防ぎ、長時間のプリントも一貫した精度で高品質なプリントを実現しています。

新設計 大型造形に対応した Form 3L

二基のLPUを搭載し、大型モデルも高速プリント
二基のlazerユニットを搭載する Form3L

Form 3の使いやすさ・信頼性はそのままに、5倍の造形ボリュームを実現しました。
光学系の心臓部には同型のLPU(Light Processing Unit)を2基搭載し、それぞれを同時に稼働させることで、大型ワークのプリント時に課題となる造形時間の短縮を実現しています。
高品質なプリント性能や安定性を維持していますので、大型プリントであっても安心してご活用頂けます。

効率的なカートリッジ使用で無駄なく安心運用
レジンカートリッジを二本装填

レジンカートリッジ2本装填に対応しています。これにより、大型ワーク造形時の懸念であった、長時間にわたるプリント中の材料切れによるプリント停止を防ぎます。

プリントエラーを防止する多数のセンサを搭載

各種センサ

本体各部には、20類以上の各種センサを装備し、最新のセンシング技術で安定的なプリントを維持するための状況監視を行っています。
また、プリント前の材料残量チェックやプラットフォームの設置忘れを防ぐアラート、タンク内に残る硬化物の破片などの不純物の検出など、高品質プリントをかんたんに実現するための機能が強化されています。

試作・評価の段階の応じたドラフトレジン:Draft Resinの活用

  • ドラフト時間比較
  • 1日の試作・評価をより多く

ドラフトレジン:Draft Resinは積層ピッチを敢えて大きな設定に限定することで、スピーディな試作・評価を実現した材料です。他の材料が25~100μmの設定が可能なことに対し、ドラフトレジン:Draft Resinは300μmのみ選択が可能です。
積層表面は積層ピッチの痕が目視でもわかるほどで、広く普及している熱融解方式のプリントモデルのような仕上がりです。細かいディティールの再現は難しくなりますが、早さが求められる場面で大きなメリットを発揮します。

プリントに必要な設定がワンクリックで完了 専用スライサ PreForm

  • PreForm画面

STLファイルの読み込みが完了したら、画面左側のメニューから設定を進めていきます。各種メニューはシンプルに構成されており、難しい操作はありません。
また、ワンクリックプリント機能を用いることで、プリントに必要な設定を自動で完了させられるため、初心者の方も安心してプリントしていただけます。
サポートの不足箇所など、エラーの可能性を色分け表示する機能も付いており、事前にそれらを対処したプリントデータの作成が可能です。

複数台の利用も安心の稼働監視

  • ダッシュボードイメージ
  • ダッシュボードサンプル1
  • ダッシュボードサンプル2

お持ちのForm 3 / Form 3L をネットワーク接続するだけで、ダッシュボードと呼ばれる管理画面から、稼働状況の確認や、プリントスケジュールを計画・管理が可能です。

複数人で1台を共有している場合や、複数台の運用を管理したい場合など、どのような運用状況でも効率よく稼働させられるように検討できます。
また、プリントの開始や終了はもちろん、プリントエラーによる停止や中断、材料量の低下などあらゆる状況を携帯電話のSMSまたは任意のメールアドレスに通知させることも可能。エラー状況をいち早く把握し、対処までの停止時間を削減することが可能です。