GLOSSARY
プランジ加工
解説
詳細説明
エンドミルを横方向に送るのではなく、工具の先端面を使って「突く」ように上下に動かしながら削っていく荒加工方法です。通常のフライス加工では工具の側面(径方向)に負荷がかかりますが、プランジ加工では負荷が工具の軸方向にのみかかるため、工具のたわみや振動が発生しにくいという特徴があります。この特性により、硬い材料の削り出しや深掘り、薄壁・狭い溝形状といった、通常の加工では振動やたわみが問題になりやすい形状の荒加工において高い効果を発揮します。
プランジ荒取り加工の削り方
工具はZ方向に垂直に下りて切削し、垂直に戻ったのち、指定したピッチ分だけXY方向に移動して再び突く、という動作を繰り返しながら加工範囲全体を削り出していきます。XY方向の移動は退避のための送りのみとなるため、通常のフライス加工とは異なる特徴的なツールパスになります。また、突く動作の間隔(ペック)を細かく指定することで切粉が分断され、穴やポケットのような閉じた形状でも切粉の排出がスムーズになります。BobCAD-CAMでは「3D突き荒加工」としてウィザード形式で搭載されており、3Dモデルと加工範囲を選択し、XYピッチやペックの有無を指定するだけで、ほとんど自動的にツールパスが生成されます。
関連キーワード
BobCADCAMの荒加工に関する機能
プランジ荒取り加工
対応するモジュール
この用語は、BobCAD-CAMの以下のモジュールで対応しています。