GLOSSARY
ストック認識
解説
概要
ストック認識とは、CAMにおいてブロック材や角材だけでなく、前工程の加工結果(STLデータ)や鋳造品などの実形状(ソリッドデータ)を加工材料(ストック)として正確に認識・定義する機能です。
これにより、追加工や二次加工を行う際にも既に削られている領域への不要なツールパス(エアカット)を自動的に排除でき、ムダのない効率的な加工を行うことができます。

メリット
ストック認識機能を活用することで、CAMソフトにおいて前工程の加工結果形状や鋳造品などのソリッドモデルを実材料(ストック)として正確に認識できます。 これにより、以下のような大きなメリットが得られます。
1. エアカット(空中カット)の大幅削減による加工時間の短縮
前工程のシミュレーション結果(STLデータ)をストックとして読み込むことで、既に削られている不要な領域へのツールパス生成を防止できます。 旋盤からマシニングへの追加工などでも、必要な箇所にのみ効率よくツールパスが生成されるため、サイクルタイムを大幅に削減できます。
2. 鋳造品・鍛造品の二次加工における最適切削と工具負荷軽減
鋳造品などの二次加工では、削り代や収縮を考慮した鋳型形状(ソリッドデータ)をストックとして認識させます。 実形状の領域からのみツールパスを計算するため、ムダのない切削が行え、工具への不均一な負荷や摩耗を抑えられます。
関連情報
関連用語:
エアカット、二次加工、追加工、ストック定義、STLデータ、ソリッドデータ、切削シミュレーション
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