GLOSSARY

荒加工

解説

詳細説明

荒加工とは、金属や樹脂などの素材から部品を削り出す加工工程において、最初に行う「大まかな形状を短時間で作り出す」加工工程を指します。
加工の初期段階では、素材の余分な部分を効率よく除去し、完成形に近い形状(=ワークの土台)を作ることが目的です。そのため、精度よりも加工スピードや除去効率が重視されます。
荒加工の後には、寸法精度や表面品質を高める「仕上げ加工」が続きます。荒加工と仕上げ加工を適切に使い分けることで、加工時間の短縮と品質の両立が可能になります。

荒加工の削り方

荒加工では、短時間で多くの素材を除去することが目的のため、以下のような加工条件・工具が用いられます。
大径の工具を使用:一度に削れる範囲が広い大径の工具を使うことで、加工回数を減らし、効率よく素材を除去します。
切り込み量を大きくする:1回の加工で削り取る深さ・幅を大きく設定し、加工時間を短縮します。
送り速度を高くする:工具の移動速度を上げることで、単位時間あたりの除去量を増やします。
回転数は工具・素材に応じて調整:高速回転を基本としつつ、工具の耐久性や素材の特性(硬さなど)に合わせて調整します。
このように「大径工具×大きな切り込み×高い送り速度」の組み合わせにより、加工時間を最小限に抑えながら、完成形に近い形状まで一気に削り出します。ただし、精度や表面の粗さは仕上げ加工に委ねるため、この段階ではあまり重視されません。

関連キーワード

仕上げ加工

BobCADCAMの荒加工に関する機能

プランジ荒取り加工

対応するモジュール

この用語は、BobCAD-CAMの以下のモジュールで対応しています。